キミの同担拒否



あおいの長い髪がおとめの顔を掠めて、いい匂いがする

あおいの大きな目がおとめを捉えていて目が離せない






……嫌われちゃった


でも、



「うん、それでいいよ。こんな人と関わらない方がいいよ。ごめんね、こんなんになっちゃって」



これで、いい。
よかった、ずっと泣いていたおかげで涙は枯れてしまったみたいだ。


「ありがとう、いままで。だいす…」

「何自己完結してんの、そんな辛そうな顔して」

「辛いけど、仕方ないね」


そういうと悲しそうに微笑むあおいは

「私ね、おとめの、努力家で人懐っこくて、とにかく可愛くって、なのにたまにおっさんになって、気遣いができて、でもたまにし過ぎるところもあって、全てに一生懸命で、全てに楽しそうに取り組むところがホントに大好き。…こんな私とずっと一緒にいてくれる人なんてこの先もおとめしかいない」


真っ直ぐ目を見てそう言った


「何かあったのも分かってる。でもおとめが言わないってことは私に迷惑かけたくないからだって分かってるから聞かなかった」


「……」


「でも、こんなにボロボロになったおとめを見てしまったら私も黙っていられない」
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