キミの同担拒否

【7.sideあおい】

「っと、おとめ大丈夫?」

「あ、るいくん...大丈夫大丈夫っ!ちょっとふらついただけだよ〜」


その日どころか1週間ほど、ずっと気を張って、走り回っていたおとめ

おとめは特別体が弱い訳ではいけど
あの子は頑張り屋さんだから
頑張り“すぎ”てしまって倒れてしまう

そんな時に私が言葉をかけるべきなんだけど
口下手で何を言うのが正解なのか分からず
いつもおとめが倒れるのを回避してあげられない




「おとめ!!!!!」

琉唯が叫んだと同時におとめが琉唯の方へ倒れ込んだ。

それを琉唯は必死に受け止めた


クラス中が焦っていて、
さっきまでいたしょーちゃんはもういなくなっていた。

この前おとめが倒れた時同様、私が保健室までおんぶして行こうと思ってた


「あおい!おとめ運ぶから保健室の先生に事情伝えるの手伝ってくれる!?」

「...え?う、うん、もちろん!」

「ありがとう!!いこ!!!」


そう言うと琉唯はおとめをお姫様抱っこして、

頭をゆらさないために安全に、

でも出来るだけ早歩きで歩き出した。



その間黄色い声は止まなかった。
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