エクレシアからの手紙


でも今の夜の街は、ガチで危ないです


すごく優しそうな普通のおじさんが
「仕事しない?^^」って来て
ホントーに優しそうなんだよ(笑)
見た目も姿も

売るものは
男女違うけど言わずもがなです



オイラが15位の頃には
例えばコンビニの前で
女三人くらいでオデン食べてると

竹田さんモデルのじーちゃんみたいな人が
「帰りな」ってお金くれたりね(笑)

んでちゃんと
『帰ろうかあ』って帰るんだよ
遊ぶには足りない額だし(笑)

それとなんかね
『帰りな』にね
後に続く響きがあって
あ、やばいのかなって
納得させられる物があったんですよ
そのおじいさんが言うと

んでね、友達の家なり
泊まる所もあったの
『他行くならうち来い』って
ハルトみたいな兄さんもいたの

翌朝、飯作らされたりね(笑)


今はないから
家出サイトがあんなに流行って
家が嫌で出たいから
その後どうなるか考えずに連絡取って
首しめられて逃げてきたり
ホラーより怖い、本当の話です




そこで思ったのは
安心して寝られて、ご飯食えて
会話出来る人間がいれば
そうそう悪い事しないって事で
やっぱり根っから悪い子とかいないです



ハルトの台詞じゃないけど
『わからなくて』やる子はいます
で、それが通常になってる場合は
他人が言ってももう無理で

唯一誰の言う事なら聞くかって言えば
女の子なら『カレシ』
男の子は直で悪い場所行っちゃうから
自分で納得しないと無理です


皆よく言うんだけど
「だって政治家も警察も
先生も悪い事してて
親も不倫とかしてんのに
うちらにそれで説教するとか
全然説得力ないんだよ」


はい
それはオイラも昔思ってたよー(笑)




というわけで
オイラの話読んで
少しでも予測出来たらなと
今まで書いて来たけど


今回は、どんなきっかけで
その場に行くようになるのか


説教節が炸裂してる
オイラの今までの話と
少し毛色が違うけど

そこにいる子たちが
どんな風な考え方をしているのか
『彼女たち目線』のお話でしたm(__)m




< 35 / 99 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop