美しき微笑みのあの人に恋をした。
「そこまでして読んでくれてたんだね。どうもありがとう。
でも、どうして?」



えっ!?そんなの、KRさんに一目惚れしたからに決まってるじゃない。
でも、恥ずかしくてそんなこと言えないし。



(あっ、そうだ!)



「お話が面白いからです。
だから、つい頑張って読んでしまうんです。」

本心ではないとは言わないけれど、完全なお世辞だよ。
KRさんに良い印象を持って欲しくて、お世辞言っちゃった。



「本当…?
ありがとう!すごく嬉しいよ!」

「わっ!」

KRさんに手を握り締められて、私の方こそ嬉しいんですけど~!きゃ~!



「あ、ごめん!」

KRさんは我に返ったのか、慌てて手を離した。
離さなくて良いのに…

「い、いえ…」

なんとも名残惜しい。
KRさんの手、暖かかったな。



「でも、本当に嬉しいよ。
君は読者第1号で…だけど、それは僕が勝手にやったことだけど、君は読み続けてくれた。
本当に励みになるよ。
実はね、最初にこの話を見せたのは友達なんだ。
友達は、ウェブ小説を良く読んでるんだけど、読みにくいって拒否されちゃってね。
ウェブ小説に慣れてる者でも無理なんだから、慣れてない者なら1ページだって読めないって言われたんだ。」
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