美しき微笑みのあの人に恋をした。
小説は、主人公が男性を食事に誘ったのをきっかけに、だんだん良い感じになっていった。
友達以上恋人未満って、感じかな?
なんか、私の事と重なるんだよねぇ。
だから、ページをめくる手が止まらなくなる。
最近は、1日10ページ以上読んでるよ。
気が付けば、もう200ページを越えていた。
いつの間にか半分以上読んでたんだね。
この分じゃ、あと少しで読み終えてしまう。



(え……)



読み終えたら、海斗さんとのやり取りはおしまいで、私の恋は成就しないうちに終わるってこと!?
そんなのいやだ!



(あ、そうだ!)



次回作ではラブコメを書くって言ってたから、それをまた読めば良いんだよ。
そしたら、海斗さんとの繋がりは切れない。



でも、このままじゃだめだよね。
今は作者と読者…
もしかしたら、一番親しい読者かもしれないけど、せめてもう少し…
読者を卒業して、友達くらいにはなりたいよ。
でも、どうしたら、ランクアップ出来るんだろう?



なんだかんだと悩みながらも、私は今夜もまた海斗さんの小説を読み進めた。
< 54 / 66 >

この作品をシェア

pagetop