夢見るユメに僕は夢中
夢 見 る ユ メ に 僕 は 夢 中 ( 完 )
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恋する女の子はこの世で一番可愛い。
よって、私は誰がなんと言おうと可愛い。
だから、私が誰かに取られちゃう前に、
はやく好きになってくれないと困る。
「俺重いよ。やめたほうがいいんじゃない」
自信家一途女子 × 爽やか(?)余裕男子
【 あ ま り に も ず る い き み の 話 】
「へぇ、意外。他の男見る余裕なんてあるんだ」
「その小さい体で全部受け止められんの?」
「もう無理って言われても、手放してやれないよ」
いつもは全然応えてくれないくせに
不意にこんなことを言ってくるのは、
あまりにもずるい。
※こちらはマンガシナリオになります。
「第9回noicomiマンガシナリオ大賞」にエントリーしています。
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「ピアスは校則違反ですよ」
紅谷くんに声をかけたあの瞬間から
私の運命は決まっていたらしい。
堅物風紀委員 × ハイスペ自由人
「碧ちゃんが初めてだったんだよね」
「だから他の奴には優しくしないで。声もかけないで」
【 あ ま す こ と な く 愛 を あ げ る 】
学校の人気者
ハイスペックの紅谷くんは
いつもどこか余裕そうで
人にも物にも執着しなさそうに見えるのに
「好きだよ碧ちゃん」
「逃げられると追いたくなるんだよね、俺」
「碧ちゃん。嫌がらないで」
私にだけは、違う顔をする。
「俺のぜんぶ、碧ちゃんにあげる」
紅谷くんは、劇物そのもの。
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「澪のお願いなら何でも叶えてあげる」
その男の甘い言葉に、
騙されちゃダメ。絶対。
「だからいい加減、俺のものになってよ」
*
*
「澪のためなら何でもするよ。どいつをぶっ飛ばせばいい?」
愛が重い(元ヤン?)男子
×
世話焼き気質女子
「そういうのいいから!大人しくしててよもうっ!」
*
*
何故か私のことを第一に優先してくれるし
私の名前たくさん呼んでくれるし
私が笑ったら嬉しそうにするし。
危うくあいつに絆されそうになるけれど。
「おあずけ食らいすぎて、もう我慢の限界なんだよね」
「っ……!?」
「そろそろ俺の好きにしていい?」
この男に近づき過ぎるのは、
危険極まりない。
【 そ の 溺 愛 、 危 険 度 9 9 % に つ き 】
「一緒におかしくなっちゃおうよ、澪」
甘くて危険なあいつに要注意。
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