ねこねこ幼女の愛情ごはん〜異世界でもふもふ達に料理を作ります!〜4
 「そら、可愛いではないか。幼き子たちがいつも笑顔で健やかに過ごせるようにしてやりたい。そして、この美しく愛らしい街を魔女の瞳から護ってやりたい」

 彼女はいつも賑やかで楽しそうなスカイヴェンの王都を気に入っていた。

「……わたしも、ルールーお嬢様にもエリナ様にも、悲しみを与えたくありません」

「ふむ。イーシーよ、この子たちはそなたのひいきなのか」

「はい。ルールーお嬢様は赤ん坊の頃からお側に居させてもらってますし、子猫のエリナ様はルールーお嬢様の大親友にして、大変心の優しい愛らしいお方です」

「そのようじゃのう。陸に上がったそなたの届けてくれる記録を見て、この子猫には我も心を惹かれておるのじゃ。なんとも美しい魂の輝きを持っておる。……そう、ただの子猫ではないと、我の勘が囁いておるのじゃよ」

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