落花流水ノ情


「それは違う。キスする度に抑えるの必死なんだよ、俺だって」

焦り出す悠生くん。

「子供同士の恋愛じゃないんだよ。俺は大人なんだ。責任だってある」

「あたしだってもう子供じゃない!」

あ…

怒鳴ってしまった。

困ったように笑う悠生くん。

「そうだな」

ぽんぽんっとあたしの頭に手を置く悠生くん。

「それだけ大事にしてるって事だけわかってくれる?」

なんでだろう。

わかっているのに涙が止まらない。

「えっ…ちょ……」
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