私(俺)の不器用な愛情表現【番外編】
現在



「色々あったね。後悔も沢山した。」

「うん。美麗が分かりにくいから!」

「そうだね。ごめんね。だって、こんなに好きになったの。初めてだったから。戸惑っちゃって。」



すごく好きで。欲しくて。




本能が求めてて。




出逢う前から。君に告白されるのを待ち望んでたから。




夢に出てきたんだもん。会ったこともなかったのに。




「美麗。」

「なあに?」

「俺の愛情表現でいいの?」

「クス。煌くんじゃないとダメ!他の人だったら。煌くんと比べちゃうよ?」


煌くんからの愛が落ち着くし。



愛されてるって思えるの。




「煌くん!だーいすき。」

「俺は愛してる。」

「負けず嫌いでたー。」

「そうだよ。ずっとカッコイイ俺でいたいんだよ。」

「煌くんはずっとカッコイイよ?追いつけないって思っちゃうくらいに。」


でも、太陽みたいに輝いていられるのは!



私が隣にいるからなんだよね?




なら、もう。私は釣り合ってない。とか思わない!自信を持つよ!!







「「愛してる。」」


ハモって笑い合う。




こんなにも似てて、波長が合うのは私達ぐらいだと思うよ?




GPSなんかなくても。どこにいるか分かっちゃうんだもん。




「死ぬ時も一緒。生まれ変わったら。また、本能で求めて。」

「うん!約束ね?」


小指の代わりに。触れるだけのキスをしておまじないをした。





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