クールな准教授は密かに彼女を溺愛する

入籍後

入籍して3ヶ月が経ち
左手薬指の結婚指輪も違和感が無くなって来た頃。
要はふと思う。

この見えなくい前髪とメガネはもう要らないんじゃないか?と…

いくら何でも既婚者と分かっていて、言い寄って来る様な人はいないだろう。
モサくて冴えない男を演じるのも疲れてきた。

結婚して心の余裕が出てきたのか、素の自分で世の中と向き合いたくなったのか。

帰ったら早速紗奈に聞いてみよう。
いや、善は急げだ。
昼休みに研究室に呼んでみるか。

久しぶりに紗奈からもらったお手伝い券を机の引き出しから取り出す。

スマホにメールすれば済む話だが、

何故かこのお手伝い券を使って呼び出すドキドキ感を味わいたくなる。

回収した小テストから紗奈の物を探し出し、メモを貼る。
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