その溺愛、危険度99%につき
それだけケンカに慣れてた。
きっと、今まで"そういう世界"にいたから。
私の普通と、榛名朔の普通はちがう。
……でもさ、あんた今、優等生として学校生活過ごしてるんでしょ。
もう、不良じゃないんでしょ。
「じゃあさ、私が放課後遊びってやつを教えてあげるよ」
「は?」という奴の声と、電車の扉が開く音が重なった。
「降りるよ」と声をかけると、榛名朔はキョトンとしながらも私についてきた。
「澪、急にどうしたの」
「別に。あんたに普通の遊びを教えてあげようと思って」
「なにそれ。怖いんだけど」
「あんたに言われたくないよ」
よく分からないけど、このまま放って置くのもどうかと思った。