その溺愛、危険度99%につき


改札を抜けて向かう先は行きつけのカラオケ屋さん。
店員さんに、とりあえず2時間でお願いしたら、「2時間も?」って榛名朔にビックリされた。


「長いかな?奈子とはいつもそれぐらいだけど」
「……澪がそれでいいなら何も言わないけど」


意味深な言葉に首を傾げつつ、指定された部屋の扉を開ける。2人用だから少し狭い。



「よし!先にドリンクバーで飲み物とってこよ──っ、!?」



ガチャリ、扉が閉まったと同時に。
グイッと腕を引っ張られた。

バランスを崩して倒れた先はソファで。
気付いたら私の上に榛名朔が覆いかぶさっている。



「っ、な、にしてんの……!?」
「……なにが?」
「いやキョトンとしないで!押し倒すの当たり前でしょ?みたいな顔しないで!?」
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