びっ…chiちゃん!!!



kanon side


結局、何も異常はなく体育大会当日になった。

「母ちゃん、ごめんね、ゆづのことよろしくね」

「何言ってんの、親に気ぃ使わない!ほら、母ちゃん後で行くから先に行きな」

「はーい…」

「奏音…父ちゃんも種目までには間に合うようにするからな……」

「おいおい父ちゃん、俺は?」

「あ、あぁ、璃音も…」

「ったく…」

「璃音、行くよ!」

「おっけいっ」

こうして、体育大会の幕が開けた。
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