星と月のセレナーデ
私の返事なんてお構い無しの彼は
どんどんと扉の方へと足を進める
『 志帆!友香! 』
振り返り2人に助けを求めれば
コソコソと何かを話した後ニヤニヤしながら
「 いってらっしゃ~い 」
「 あとで話は聞くから〜! 」
そう言って手を振られた。
薄情者ッ!!!
心の中で叫んでみたけど
一向に離れない手を見て抗うことをやめた
いや...悟った。
ここで手を離してくれるのであれば
きっと最初から手を掴まれることは無い
なんて段々と冷静な判断が脳を支配する