星と月のセレナーデ
『 両思いって素晴らしいね 』
「 星南って意外と乙女だね 」
「 なになに〜!なんの話〜? 」
戻ってきた友香はまだ頬を染めていて
『 何でもなぁい! 』とわざといじめといた
「 お前ら気をつけろよ〜? 」
「 わかったわかった〜 」
ばいばーいと手をヒラヒラさせて
友香は教室を出る
志帆と友香の背中を追うけど
後ろから感じる ヒシヒシとした視線
振り返ると 葵は険しい顔をしていて
私の視線に気がついたのか
ニコリと笑って手を振ってくれる