他の誰かのあなた
「雅人さん、良いお店を知ってるのね。」
そこは、創作料理の和食の店だった。
店内は落ち着いた雰囲気で、座敷の個室に通された。
「まぁね、って、実はネットで調べたんだけど。」
「え?」
どういうことだろう?
まさか、私と二人で食事をするために?
いや、それは自惚れ過ぎだ。
ということは…
「晴美と来るつもりで探したのね。」
私がそう言うと、雅人が微笑んだ。
「……違うよ。晴美は和食はあんまり好きじゃないし。
由希さん、この前話してたじゃない。
食事は、フレンチか和食が好きだって。」
「えっ!?」
私は記憶の糸を辿った。
そうだ、確かに言った。
晴美と三人でランチをした時だ。
特にないというのも味気ないかと思い、適当にそう答えたんだ。
言った私でさえ忘れてたのに、雅人はそんなことを覚えていてくれた。
嬉しくて、私も思わず微笑んだ。
「……冗談だと思ってた。」
「何が?」
「食事に行くって話。」
「僕は、そんなにいい加減な男じゃないよ。」
なぜだろう?
わざわざ食事に誘ってくれるなんて、雅人は、私に好意を抱いてると、素直に受け取って良いんだろうか?
それとも、からかわれているだけ?
そこは、創作料理の和食の店だった。
店内は落ち着いた雰囲気で、座敷の個室に通された。
「まぁね、って、実はネットで調べたんだけど。」
「え?」
どういうことだろう?
まさか、私と二人で食事をするために?
いや、それは自惚れ過ぎだ。
ということは…
「晴美と来るつもりで探したのね。」
私がそう言うと、雅人が微笑んだ。
「……違うよ。晴美は和食はあんまり好きじゃないし。
由希さん、この前話してたじゃない。
食事は、フレンチか和食が好きだって。」
「えっ!?」
私は記憶の糸を辿った。
そうだ、確かに言った。
晴美と三人でランチをした時だ。
特にないというのも味気ないかと思い、適当にそう答えたんだ。
言った私でさえ忘れてたのに、雅人はそんなことを覚えていてくれた。
嬉しくて、私も思わず微笑んだ。
「……冗談だと思ってた。」
「何が?」
「食事に行くって話。」
「僕は、そんなにいい加減な男じゃないよ。」
なぜだろう?
わざわざ食事に誘ってくれるなんて、雅人は、私に好意を抱いてると、素直に受け取って良いんだろうか?
それとも、からかわれているだけ?