何度だってキミに、好きを届けたくて。
だけど、作文が思うように進まない……っ。


放課後。

文芸部の部室に原稿用紙を持ち込んで、ペンを進めようとしているが、肝心なテーマが思いつかない。

頭を抱える私を、同じ文芸部の後輩たちが心配してくれる。

後輩なりにアイディアも出してくれるけど、思うように書けない。


作文の締め切りは明後日、水曜日。

このままじゃ間に合わない。

私は焦りを感じ、今日は原稿用紙を家に持ち帰ることにし、1日が終わった。
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