いちごみたいに甘酸っぱい君のアイ 〜序章〜

姫になれ








〜次の日〜



「いってきます。」


今日も、誰も居ない家に挨拶をして家を出る。

もうなれた。よし。いつもどおりのテンションにならなくちゃ!


「おい。」


……?


幻覚かな??



今、目の前に昨日のイケメンさんがいるんだけど。


いやいや。ここにいるわけないし。


「おい。聞いてるのか。」


「……幻覚が見え始めてるなんて…私もう年なのかな…??」

「幻覚じゃねえよ。紗綾。」


「!?!?????!??!!」


なななな、名前呼び!!?


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