いちごみたいに甘酸っぱい君のアイ 〜序章〜
アンナコト、それは言い換えると…悲劇
帰りの会、早く先生の話が終わらないかとソワソワしながら椅子に座る。
先生「最近この辺で誘拐事件が発生しているので、皆さん気をつけてくださいね。それでは、さようなら。」
さようなら〜
と教室が声で溢れかえったと思ったら、みんな走り出していく。
俺も、公園に行こっと。ランドセルを背負い、陽雅と蒼汰と教室を出る。
「誘拐だってさ。」
陽雅「そんな事するやついるんだな。」
蒼汰「…。」