nurse team

岬 吏兎 said


橘ともかが戻ってきてくれてよかった


人手が足りないのもあってベテラン2人が休むと負担が大きくなる


あのふたりのありがたみが分かった笑


腕が良い分いなくなった時にきつい



休みがほぼない僕らの体力も2人が帰ってくるまでもつかどうかってとこだった



でも僕たちまで体壊したら小児科が崩壊するから



子供たちに心配かけたらだめだから




朝集まって少し運動したり、野菜ジュースを常備したり、体調悪いスタッフいたらすぐ点滴させたりしてがんばって体調管理してきた


けど



みんな限界が近い、このままだとみんな倒れちゃう




僕も、不整脈が出て発作を予防する薬でなんとかすることが何度かあった


いつ発作が起きてもおかしくない


気をつけないと


あと薬もあと残り少ない。


こんなに飲む頻度が多くなかったから1度にたくさんは貰っていなかった


でも貰いに行くと入院とか言われたら大変だし


も「みんな大丈夫だった?大変だったでしょ」



隼「智樹、顔色悪いぞ?吏兎も、…まってみんな悪く見えるんだけど気のせい?」


「少なくとも僕は大丈夫。気のせいだよ」



隼「そうか?」



小児科の危機だ…



伊月先生も駿先生も気づいてる。

だから採血とか、先生ができることはやってくれる





伊月先生に引っ張られて部屋のカーテンを締められた




伊「主治医って誰だ?」



こっそり聞いてきた伊月先生



「海瀬(うみせ)先生」



伊「あーあいつね、了解」



「急にどうしたんですか?」



伊「いや、腕が悪いやつだったら主治医変えさせてすぐ検診行かせようと思って」



「うわ、」



伊「本当は仕事休ませていますぐ検診行って欲しいけど、そんなことしたらこいつらが倒れるからな」



「うんうん」



伊「だから、吏兎。お前は常に誰かと一緒に付かせる。まあほとんど俺の補助やらせるけど。何かあったらすぐ、助けを求めろ。大丈夫だ、こいつらなら」



「大丈夫だよそこまでしなくても」




伊「いやだめだ」



「最近前兆があるからちゃんと予防できてる」




伊「前兆があったらすぐ救急車呼んだり病院行くだろ普通は」



「あーたしかにね、」



伊「ここが病院じゃなかったら、すぐ入院させてる」



「はーい、先生そろそろ戻らないと」



カーテンを開けたらみんな仕事してた


まあそうだよね、笑


伊「手」



「手?」


言われた通り手を出したら掴まれた



脈をとってるのかな



伊「薬」



「?」



伊「僅かに乱れてる」



「んーでも」



伊「ここで倒れてみんなにバレていいのか」



「いやそれはだめ」



最後の1個だけど…


飲むか





ゴクッ






なんか薬飲むのも慣れたなー




ふと杉崎をみると腹部を抑えていた


おなかいたいのかなー



「ねー杉崎」



智「ん?」



「お腹痛いの?」



智「いや?」



「そっかー最近なんか触ってること多いなーっておもったんだ」


いまの言葉で伊月先生と駿先生が一斉に振り向いた



智「きっ、気のせいだろ」



「だよねーだったら診てもいいよね?」



智「いい、けどまたあとでね」



「えー今がいいなー僕忙しいんだけど、はやく!」



智「チッ」


舌打ちした笑



「はいはいこっちおいでー」



仕方なく着いてくる杉崎



「カーテンは?閉める?」



智「あぁ」



シャッ




「はいごめんねー」



お腹辺りの服をまくると


!?!?


痣がいくつもあった



「杉崎っ、これ」



智「…ん」



「どうした、?これ、色えぐい」



智「大丈夫」



「大丈夫じゃない」



整形に連絡しよか




PHSをとりだしたら




智「やめろっ!!!」



「!?」




智「俺は、大丈夫。今この状況わかるだろ。みんな、みんな無理してる。俺だけじゃない」



「じゃあそのみんなひとりひとりちゃんとみていく。けど!杉崎がダウンしそうだからさ」




智「っ、しねーよ」



「骨折とかじゃないよな?」



智「わかんねぇ」



「やっぱり、レントゲンだけでも」


シャッ



えっカーテンあいた!?



智「兄貴!?」




伊「そんなことだろうと思った」




智「っ、」



伊「ちょっと触るぞ」



グッ



智「ゥッ」



伊「ん、ごめん痛いな」



智「大丈、夫」




伊「お前、これほっといたらどうなるか分かるよな」



智「あぁ、」



伊「オーダー入れる。拒否権はない」



智「チッ」



伊「吏兎、連れて行ってやれ」


なんか最近伊月先生が優しくなったような…?

呼び方も岬から吏兎に変わったし

まあいいや



「はーい」



伊「今すぐな。終わったら吏兎、俺に連絡」



「了解です。よし、行こ」





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