俺様ヤンキーは溺愛王子
「心配してくれてありがとう。でも大丈夫だから。」
私は笑って答えた。
『本当?まあ結菜が言うなら。でもなんかあったらすぐ電話して来てね。学校でも聞くし。迷惑なんか思わないから。』
優しい声で言ってくれるふーくんの言葉に胸が熱くなる。
「うんうん。わかった。いつもありがとね。」
『じゃあね。』
「またね。」
少しスッキリした気分で電話を切る。
(何かあってもふーくんが味方になってくれる。大丈夫だ。)
電話をする前とはかなり違う、晴れた気持ちでご飯を作るためにキッチンへ走った。
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