本当は

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 リビングに残された私と奥さん。。。

 「てるがどんな人と、結婚したかと、思っていたのよ。」

 「。。。。。」

 「女なんて、選り取り見取りのあの男が、結婚したんですもの。
 性格が良かったのかしらね。頭も良さそうね、、、、」

 彼女の視線で私が値踏みされているのがわかる。

 「心配しないで。私たちはセフレ、、、てるの気持ちが私にこれっぽっちもないことは知っている。
 私も、結婚相手としては、てるよりは、こういう時に携帯に出てしまう、阿呆な夫の方がいい。
 でもね、、、」

 あぁ、これ以上は聞きたくないと、私の心が叫んでいる。

 「てると私、私はてるとのセックスが最高だったの。麻薬みたいに、、、」

 「。。。。。」

 この人は私を殺しにかかっている。

 「ねぇ、身体が軋むほどのセックスってしたことがある?
 てるは毎回、身体が軋むほど私を抱いたのよ。」

 身体が軋むほどのセックス。。。。


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