甘くて危険な彼 ー暴走族の総長に恋をしました!ー【完】
私の名前は、深月(みずき)。一期 深月(いちごうみずき)。
恋する乙女!
イケメンな人が好き(*´ω`*)
渡り廊下に差し掛かったその時、女子生徒達の黄色い声が聞こえてきた。
「_______ねぇ!あれ見てぇ?今河じゃない?」
「え!あの暴走族の?!」
「し!静かに」
「それにしても……イケメンだよね💕」
「今、登校なのかな?」
「なんで?」
「だって……もう、お昼だよ?」
「まじかー!通りでお腹が鳴ってると思ったら」
3人の女子生徒達は、私の方に歩いてくる。
私は、咄嗟に隠れてしまった。
「ふぅー……」
危なかったε-(´∀`*)ホッ
それにしても、暴走族って?
今河?誰それ。
知らないし、聞いたこともないよ。
そんな人が、この学校に居るの?
怖い😱
……あの女子生徒達、行ったかな?
私は、そーっと廊下を見た。
そこには誰もいなかった。
私は、誰も居ないことを確認して空き教室から出た。
「・・・・え」