君がいるから
 雲ひとつないよく晴れた日。いつもと変わらない日常ではあるが、天気が良いとなんとなく気分が上がる。今日のお昼は外で食べられそうだ。グラウンドでは何年生かわからないが、サッカーをしている。結構白熱してるっぽい。それに比べてうちのクラスは数学。別に体育が好きなわけでも数学が嫌いなわけでもないがなんとなく嫌だ。ホントになんとなく。
 「森中ー、この問題を黒板に書きに来てくれ。優雅に外なんか見てたくらいだからわかるよな。」
 数学担当教師こと中村先生にそう言われる。ちなみに、生徒からは中ちゃんという愛称で呼ばれている。僕も心の中ではこっそり中ちゃんと呼ばせてもらっている。
< 1 / 1 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:0

この作品の感想を3つまで選択できます。

この作家の他の作品

公開作品はありません

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop