狂う歯車
さっき、質問をしたのは、陸奥凌牙。美月が言うには「ワイルドな男子」らしい。美月のことを「みー」と呼ぶ。

??「美月も、愛されてると思うよ?」

これは、陣内京。美月は、「爽やか男子」と言ってる。前までは、敬語だったが、美月のおかげで、救われたらしく、敬語は取れた。美月のことを「美月」と、そのままで呼ぶ。

ご想像の通り、俺らは全国NO1の暴走族「N」の幹部以上だ。俺が総長で、美月が副総長。あとの3人が幹部だ。

それよりも、さっきの凌牙の言葉…

光「うん。美月は、その小説より…愛されてる」

オレダケガミツキヲアイシタイ

デモ、ミツキハタクサンナヒトヲミリョウスル

コイツラNノヤツモミツキニミリョウサレタ

タブンSノヤツラモミツキニミリョウサレタカモシレナイ

アームネクソワルイ

コイツラはミツキにナニカシタヤツヤサワッタリ、シャベッタリシタヤツヲユルサナイカラキニイッテイルガホカノオトコニスカレルノハイヤダ

狂っている、異常、重いと思う。だが、最初は、そう言えるが、美月の魅力に気づくと、自分もそうなる。美月は、平凡らしい。分からない。美月は、平凡なんかじゃない。誰よりも、美しい。美月を小さい時から、見てきた俺は、美月が、何人もの人間を魅了したのを間近で見てきた。みな、同じで、「第一、美月。第二、美月。第三、美月。」となる。それほど、美月は、魅力あふれる女だ。

美月は、気づいていないようだが、美月は、依存されやすい。特に、闇や過去、トラウマで人間不信になっていても、美月に話し、美月が思ったことをいい、救われ、美月を愛す。美月は、最初は、裏の世界の住民でもなく、表の世界の住民でもなかった。だが、俺の彼女になるときに、選択させた。「裏の世界の住人になるか、表の世界の住人になるか」美月は、即答した。

美月「私は、みんなが好き。そして、光が好き。だから、みんなと一緒に生きたい、みんなと同じ世界を見たい!だから、答えは決まってるよ?それより、光たちといたときから、覚悟が決まってたけどね♪」

あー、美月には敵わないな。

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