初めての恋ー孤独な私を見つけてくれたー
真実ーガーネットー
琉生は次の日、早速その人物に連絡して会う約束をした。

それは、優海の父親、門倉侑史だった。

「おじさん、お忙しいところ申し訳ありません。お時間取って頂きありがとうございます。少しお話したいことがありまして」
「どうしたんだ琉生君。優海のことならもう了承したし、君の気持ちは理解したから... ...」
「そのことではないんです。でも、ある意味関係はしているんですが...」琉生は少しいいにくそうに話した。

「実はお聞きしたいことがあって... ...」
「私が答えられることならなんでも答えるけど、いったい何の話かな?」
「単刀直入にに聞いてもいいですか?歩さんのことについて」「歩のことについて... ...」侑史は少し黙りこんだ。
「琉生君、なんで今更、歩のこと聞きたいのかな?もう歩が亡くなって随分たつが... ...」琉生は少し緊張しながら話出した。
「実は、昔歩叔父さんに見せて頂いた大切な人の為に作った指輪が僕の恋人が母からもらい受けたと言って見せてもらったんです。僕は小さかったんですが、その指輪を見て、こんなアクセサリーをデザインをしたいって思っていたので、どんなデザインだったか覚えているんです。偶然見せてもらい本当にびっくりしました。彼女のお母さんはもしかして歩おじさんの大切な人ではないのではないかと思って... ...」そのことを聞いた侑史は一息ついて話し出した。











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