公親先生と遊ぼう! 〜未来の種 番外編〜
これ、今回の俺は完全にボケだな。
ま、いいんだけど。

「…………はーい、じゃあ3問目です。
3問目はすっごく難しいよ?

とられたのに、みんなニッコリ笑ってるよ? 何をとられたのかな?

……ああっ! 」

そこに現れたのは、風呂敷を頭から被り、鼻の下で結んだ俺。背中にはサンタクロースのような大きな袋を持っている。

ブッ

また笑われている…

「えぇ? ドロボウさん、何をとるんだろう~?

みんな、わかるかな~?
これちょっと難しいね!

よし、じゃあドロボウさん?
よーくわかるヒントをちょうだい?」

すると俺は風呂敷を脱ぎ捨て、サンタクロースの袋からスマホを取り出す。
美由紀の横に並び、

「美由紀先生いくよ?
ハイ、ポーズ!!」

と、左手の甲をお互いに前へ出しながら、ニッコリ笑ってツーショットの自撮りを。
もちろん、お揃いの指輪がハッキリ見えるように。

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