君の為なら死んでも構わなかった
太一の今

リカに会いたい

 「太一、話しは分かった。中学の時の初恋の子の事今も忘れられなくて。
妄想同棲してる訳ね。」
佐藤さんが言った
隆さんは
「しかし、15年一人だけを好きなんて、あるんだな?
だけど、何で見つから無かったんだ?
高校だってしってるんだろ?
連絡先を誰も知らないなんて、
なんかあるよな?」
田中さんが
「こんな言い方失礼かもしれないけど
まるで、ドラマだよ。
消えたんだろ?誰も連絡先を知らない
太一は今でも、彼女をさがしてるのか?」
隆さんが
「よし!皆んなで探そう。
今はSNSもあるし。
さすがにインスタや、Twitterなんかしらやってるだろ?
高校何処だ?何かつながるかも」
俺は
「リカは、花園高校です」
とこたえた。
すると、斉藤さんが
「ん?花園高校って、モデルのアキラの出身校だよな?」
俺は
「え?あの、Vektorって雑誌の?
パリコレに行った?あのアキラですか?」

「ああ、地元の人だよ。弟はプロスケーターで有名だった。アキラとリカちゃん高校被ってるよね?同じ歳位じゃ?」

田中さんが
「でも、アキラは高校通ってないだろ?当時有名だったし。」

隆さんが、
「アキラと同じ高校行ってたこなら
リカの知り合いがいるかもな?
その辺から調べてみたら
SNSならどっか繋がるだろ?」
と、
俺は、SNSをしないので全くわからない。
先輩達は頻繁に活用してるから
何がわかるかも。

だけど、1ヶ月しても、2ヶ月しても
手がかりさえ見つからなかった、

先輩達は、暇ができると調べてくれていた。だけど。見つからない
隆さんが
「リカちゃんは多分全くSNSを使ってないようだ。」と、
俺は期待していた分ガッカリしていた。

田中さんは
「でも、まだ探してみるからさ
太一も、探しつづけろよ。
15年待ったんだ。まだ待てるだろ?」
俺は
「そうですよね?もう振り切って
妄想同棲楽しみます。
いつか、必ずリカが部屋に来ると信じて」
佐藤さんは
「おー、太一!ポジティブ!」
隆さんは
「まあでも、女の子を苦手すぎるのもなんだ?飲み会が苦手なら
キャバはどうだ?付き合う訳じゃないし。割り切り楽しく可愛子とお酒のめるし。太一のリハビリだよ」
そう、隆さんが話すと
佐藤さんは、少し食い気味に
「隆が、単純にキャバにハマってるだけだろー」と
俺は
「え?隆さん奥さんいるじゃないですか?」と、驚くと隆さんは
「そうだよ。だから健全に割り切りだよ。浮気してる訳じゃないし。
飲み会よりいいだろ?お金払って
その時間だけ、偽名の女と楽しく飲むだけだ!太一も行こう」
俺は、飲み会は、連絡先交換したり
彼女がいるか?とかリアルだったから
キャバなら、その場だけか。なら
気を使わなくていいなと、思った

「隆さん、俺!キャバお供します」
「おーそうか?太一なら今日軽く
仕事終わりに2時間ほど行くか?」
「はい、行きます」
俺は気を使わなくて、しかも家で
一人おままごとをしているより
健全だと思った。

仕事が終わり、
隆さんと佐藤さんと、一緒にキャバに向かった、佐藤さんはとにかく女好きだ。しかもイケメンだ。
充実してるな、なんて思った。

いつも飲む飲み屋街を少し進み
キャバやホストの店が並ぶ通りに来た
店の看板には、ドレスを着た可愛子
「皆んなこんなレベル高いんですか?」と聞くと

「いや、加工してるからな。若干ちがうかな?」と
少し進むと白い品の良いお店があった
【fenix】と書いてある
そして、外には長い行列が、

「あの、隆さん?あの店なんですか?」
「あ、fenixか。クラブだよ。
高級キャバだ」
「え?並ぶんですか?」
「なあ、俺も行った事ないけど
あの店はこれから行く店の倍はするんだよ。なのに、あんな並ぶんだから
まあ、美人揃いなんだろう?」
「はあ?」
俺は全く理解出来なかった。
お金を払って、並んでまで、お酒を飲みに行く、そこまでして、会いに行きたいのか?

「おし、俺達は、庶民的な店で、
気さくなキャバ嬢と飲むぞ!
あまり高くない店は、店の子が素人っぽい感じでいいんだよ」
そう隆さんが言った

たくさんのドレスを着た女の子が
看板に、なってるお店。
中に入ると、ちゃらそうな白髪の
ボーイさんが居た。
造花が飾られ少し埃をかぶっている
店の中は暗くて、硬いソファー
女の子達は少しサイズの合わないドレスを着ていた。
隆さんが
「リカちゃんて、色白って言ってたよな?太一には色白の子をつけてもらおう。」
そう言うと、隆さんと、佐藤さんは
お気に入りの子を指名した。
俺には、色の白い女の子を指名してくれた。
しばらくすると、ピンクのドレスを着た女の子が隣に座った。
「隣失礼します、リカです、初めまして」
俺は、リカとゆう名前に驚きおもわずたちあがった。
隆さんと、佐藤さんも、驚きまさか?
と、ゆう顔をしている。
暗くて顔がよく見えない。
けど、色が白く瞳が茶色だ。
俺はまさか!!と、胸が爆発しそうになった
隆さんも、佐藤さんも、まさか!とゆう顔で俺を見ている
15年たっているんだから
あってすぐ、本人だとわかる訳がない、キャバで働くイメージはなかったけど、分からないしな、
俺はドキドキしながら、聞いた
「リカちゃん、本名?」
「はい、本名です」
「え?」
隆さんと佐藤さんは、グラスを置いた

「リカちゃん地元?」
「地元ですよ?」
「あ、今何歳?」
「リカ、21です」
俺は全身の力が抜けた。
同じ歳じゃない。
隆さんと佐藤さんも、身体の力が抜けたようだった。
佐藤さんが。
「俺いま、運命の瞬間を見るのかと
思って構えちゃったよ。」と
隆さんが
「俺もー」と
俺も
「俺もです」と言った
リカちゃんは
「え?なんですか?」と
聞いたけど。俺は力なく
「何でもない、こっちの話しごめんね」と言った。

隆さんが
「あま、そんないきなりなあ?
とりあえず飲もう」と
俺は正直飲み会より楽しめた、
特に深掘りするような話しはしないし。女の子は途中違う子が来たし。
当たり障りのない話し、だけど、
笑って話せる話し。
気を使わなくて、先がなくて楽だった
2時間あっとゆうまにすぎた。

「太一?キャバどうだった?」
「正直楽しかったです。気を使わなくて、会話も当たり障りなくて」
「そうか!よかった、始め驚いたのけどな」
「はい、本人かもって思っちゃいました」
「リカっ名前に色白だしな。
15年経ってるから顔で判断できないよな?」
「はい、どんな風に成長したか
わからないですから」
「いやーだけど、太一が女の子と普通に話してるの見たの初めてかもな」
「あ、俺も、意識しないで普通に話せたの初めてかもです」
「まあ、リハビリと思ってさ
また行こうな」
「はい、是非」

俺は気持ち悪いとか、トイレに逃げたいとか思わなかった。
ぐいぐい来る訳じゃないし。
いや、よかった。
俺は女の子と飲んだのに、不快な気持ちにならずほろ酔いで帰宅した。
ほろ酔いで気分がいい。

「ただいま」
俺はいつもと同じに、二つコーヒーを入れた。
「リカ?始めてキャバに行ったよ。
リカと同じ名前の子がいて驚いたよ
本人かと思った。
リカに間違えてたなんて、
怒られてちゃうかな?」

「…」

「リカに会ったらすぐわかるかな?
写真は卒業アルバムだけだし
どんな大人になってるかな?

ねえ、リカ、リカは俺に気がつくかな?
俺坊主だったから
わからないかもしれないな、
忘れてるかもな
でも、思い出してくれたら嬉しいよ
なんか、本当に会えるような気持ちになってきたよ。
ほろ酔いのせいかな?
だけど、必ず会えるきがするんだ。
会えたら俺はどうなっちゃうんだろ?
今の気持ちと変わらないかな?
今より好きになっちゃうかな?
それとも、幻滅しちゃうかな?
どう思う?
リカは俺に会ったらどうなるかな?
気持ち悪いかな?
15年も片思いして、誰とも付き合わず、、童貞で、そして、この妄想部屋
引かれるかな?
普通に考えてヤバイ奴だよな
ねえ、リカ、会いたいよ」

俺は今夜は長くリカと話した。
リカの返事は、いつも頭の中で
【うん】だけなんだ。
それでも、幸せに思ってた。
先輩達に話した事で、探してくれて
それは以前より、確実に、リカに近づいたきがしたから。
協力してくれる人がいる、それは
今までとは全然違う、絶対にリカに近づいている。
もうすぐ25歳なんだか区切りもいいじゃないか、運命が回って来るんじゃないか?
俺は期待しかなかった。

信じる者は救われる

そうだよ。信じるよ、俺リカに会える
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