花言葉を君へ
 高校を卒業してからは、本当にあっとゆうまで、特に仕事が楽しかったから尚更だった。
私はケイと付き合っていた。くっついたり離れたり。結局腐れ縁のように、、ダラダラしていた。
どこかで終わるのだろうと思っていたのに。
30歳になった時に、さらっと籍いれようか?と
言われた。
私は子供がそろそろ欲しかったし。
ケイは体が丈夫だし。
健康な子が生まれるだろうと思った。

すぐに、妊娠して。
予定よりだいぶ早く夜中に破水した。
私は、酔って寝ているケイに。
病院へ行くといい。
バスタオルを腰に巻いて自分で運転して病院へ行った。

私は自然とケイを頼らなくなっていて
ケイも、キキはなんでも一人でできるからと、変わろうともしなかった。

他の妊婦は、旦那さんが応援して
心配してる。私は一人陣痛にたえた。
可愛い、女の子を腕に抱くと
ケイへの不満など、どうでも良くなっていた。

32歳で二人目の女の子をやはり
一人で産み。
家を建てた。
全て私が決めた。ケイは、任せるだけだった。

子供達の悪い部分は私に、似ていて
いい部分は、ケイににている!
そればかり言われた。

私はただの家政婦で、
子供と三人の休日だけが、私の癒しだった。
服を買っても、化粧品を買っても
意味がないと。
髪型を変えてもきがつかない。
お話し上手に、なった、娘はケイの口癖を真似して。
私に年取ってるね?と言ってくる、
ママは、美人ではないけど、マシな方と。
私はもう。ただの人で、女性ではなかった。
クラス会があり。
ケイに行っていいかと聞くと、
さすがにいつも、呑みにでている
ケイは、ダメと言えなかった。

私はクラス会で、衝撃をうけた。
女子じゃなく、人になった私は
誰よりもチヤホヤされた。
変わらないね、若いね、オシャレだね。など。

私の胸の中で壊れていた。女子スイッチが見つかったみたいだった。
でも、スイッチの押し方はまだわからない。

みんなと、連絡先を交換した。
その、連絡先を眺めていると、
たあの連絡先があった。
アイコンは、何も無い。
もう、使われていないだろう?と
思いながら、懐かしいくて。
メッセージを入れた。

[初めて会ったバスの中覚えてる?
私は香水をかけすぎて。
あなたは、汗をかいてた。
私はずっと覚えてる、たぶんこれから
先も]


もう使われていないだろう
連絡先へタイムカプセルのように、
メッセージを入れた。

胸の中で壊れたスイッチを押せたようなきがした。
これだけで、十分、また、ただただ
家政婦のような日を繰り返すだけ

寝る前携帯をみると。
たあから返信が来ていた

[バスで会った日の事、覚えてる
アイコン子供?ママになったんだね?
俺はまだまだ、
体に気をつけて、いつも笑顔でね]

私は
[ありがとう]と返した。
それっきり連絡はしなかった。

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