年下男子は恋愛対象になりますか?
恥ずかしさのあまり、隼人君の方を向けないでいた。

耳まで真っ赤になっている私を見て何て思われたかな。隼人君のことだから、また私の口から言わせるつもりかも。

「由夏さん、このあとパン屋行くんですか?」

嘘ついた理由は聞かれなかったけど、返答に困る質問をされた。意図が読めないので動揺は続いたまま。

「え?いや、どうだろ」

理由じゃなくて何でパン屋?

咄嗟についた嘘だから、本当に行くかどうかは分からない。

「じゃあ、パスタ食べに来ません?」

「ど、どこに?」

隼人君の家に誘われたのは分かったけど、そう聞き返すことしか出来なかった。

「決まってるじゃないですか。俺の家に、です」
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