この夏に、君と一度だけ。


次の日。
私はまた公園へと足を運んでいた。

無意識に。
そこに行けば嶺緒君と会える。
そんなはずはない。向こうだって用事がある。でも、、もし、居たなら会いたい。

残りは少ない。
下手したら明日死ぬかもしれない。

だから、だからこそ、、、!

        会いたい!!

「れ、お、くん、、、?」
気づけば目の前に嶺緒君が立っていた。

びっくりしたぁ、

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