こじらせ処女はイケメン御曹司で生まれ変わる
「遊ばないだよ?ふざけているとしか思えないじゃん。」

「何言ってんのよ。遊び慣れているクセに。」

いや。私は一切、そんな事した事ありません。

イメージって、怖いわ~。

「そんな平山に、俺と遊ばない?うん。彼も遊び慣れているわね。」

「やっぱり。」

肩がガクッとなって、西尾の腕が下に降りた。


「でも。これをきっかけに、交際がスタートするかもしれないわよ。」

私は西尾の言葉に、ドキッとした。

「そ、そうかな。」

「っていうか。彼氏いなくて半年なんでしょ。」

誤解している。30年間彼氏なんていた事がない。

「1年していないと、セカンド処女になるよ。」

「ははは。」

このままでいくと、ずっと処女で終わる気がする。
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