きみに ひとめぼれなおし
「行ったな」
すぐ真上から落ちてくる勝見君の声が、背中によく響いた。
背中が急に恋しさを感じ始めたと思ったら、ゆっくりと、少しずつ、体が解放されていた。
それに合わせて改めて視線を上にやると、勝見君のいたずらっぽい目と出会った。
「すっごい宣伝効果になったね」
「え?」
「坂井さんのおかげだよ。ありがとう」
笑いをこらえているのがわかって、そんな姿に、私は小さな声で精いっぱい勝見君をたしなめる。
「もう勝見君、ふざけないでよ。ほんとにびっくりしたんだから」
「ごめんごめん。そんなにびっくりするとは思わなくて」
こらえきれずに苦しそうに笑う勝見君を、私はもう一度にらみつける。
「でも、俺も襲い方のいい練習になったよ。ほんと、ありがとう」
まだ笑ってる。
もうなんでもいい。
この時間が続けば、何でもいい。
勝見君と一緒にいられたら、それでいい。
すぐ真上から落ちてくる勝見君の声が、背中によく響いた。
背中が急に恋しさを感じ始めたと思ったら、ゆっくりと、少しずつ、体が解放されていた。
それに合わせて改めて視線を上にやると、勝見君のいたずらっぽい目と出会った。
「すっごい宣伝効果になったね」
「え?」
「坂井さんのおかげだよ。ありがとう」
笑いをこらえているのがわかって、そんな姿に、私は小さな声で精いっぱい勝見君をたしなめる。
「もう勝見君、ふざけないでよ。ほんとにびっくりしたんだから」
「ごめんごめん。そんなにびっくりするとは思わなくて」
こらえきれずに苦しそうに笑う勝見君を、私はもう一度にらみつける。
「でも、俺も襲い方のいい練習になったよ。ほんと、ありがとう」
まだ笑ってる。
もうなんでもいい。
この時間が続けば、何でもいい。
勝見君と一緒にいられたら、それでいい。