一夜がつなぐ運命の恋   ~店長の子どもを身ごもりました~
店長と一緒に朝ごはんを食べてから、私たちはいつものように仕事を始めた。

そして店長は夕方、日本を発った。


ちょうど接客中だった私。

あとから休憩中に携帯電話を見ると店長からメールが入っていた。

『行ってきます。なるべく早く帰る。』

はじめのメールから数分後、もう一通メールが。

『帰った日は麻貴の唐揚げがまた食べたい。部屋の番号、俺の誕生日な!なんかあったら、俺に会いたくなったらいつでも連絡しろ。遠慮無用!』
離れていても大丈夫。
そう思わせてくれるような内容だった。
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