一夜がつなぐ運命の恋   ~店長の子どもを身ごもりました~
私も疲れがピークで、逆らう気力もなくて、店長の肩に自分の頭をもたれるようにしてすべてをゆだねた。

「寝てもいいぞ?あとのことは任せろ。」
そんな頼もしい言葉を言われて、私はふと笑う。

いつも、自分だけだった。
朝早く起きるのも。遅くまで仕事をするのも。

家に帰るのも。
家に帰ってからも。

でも、店長と言うすべてをゆだねられる存在に、いろいろと気が緩む。

ここならもう大丈夫だと、安心しきって私は目を閉じる。

もう一度眠るわけじゃないけど、ただ、今はこの心地よさに浸りたい。
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