一夜がつなぐ運命の恋   ~店長の子どもを身ごもりました~
「気持ち悪さで目が覚めて・・・」
「うん」
店長が遠慮がちに私の顔にかかった髪を撫でる。
「でも吐くたびにお腹に力がかかって・・・心配になって・・・」
「うん」
「少しお腹も痛くて。」
「うん」
私の言葉に店長が私のお腹にそっと触れて撫でてくれる。

生理痛のような痛みを感じていたお腹は、横になれたことと、店長に撫でてもらったことで和らぐ。

「つらい・・・」
「そうだよな。変わってやれなくてごめん。」
まだ妊娠が分かったばかりで泣き言をいう私をなだめる店長。

「まだお腹痛む?病院行くか?」
「・・・今は平気です。」
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