一夜がつなぐ運命の恋   ~店長の子どもを身ごもりました~
「はい」
「よしっ。お疲れ。」
店長はひらひらと手を振って、いつものように私が見えなくなるまで見送ってくれた。


部屋に戻ってから、まだ店長に触れられていた頭が温かいような感覚になる。

ふと持たされたコンビニの袋の中を見ると、おかゆやらゼリーやらプリン、菓子パン、おにぎりなどが山ほどあれこれ入っていた。

「ふっ」
つい笑ってしまう私。
店長の温かさを感じながら、疲れも一気に吹き飛んでいく気がした。
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