優しい風
ナオとユウタ
翌日から新学期が始まった。

約四十日会わないうちに
仲間達は
すっかり日焼けしていて、
うらやましく思えた。

「お前何処にも行かなかったのか?」
と訊かれたけど、
笑ってごまかしていた。

内心はとても辛いのだけど。

仕方ない。

病気の事はごく一部の人にしか
言っていないから。

触れても来ないし。
< 60 / 115 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop