拝啓、もう好きと伝えれない君へ。
久しぶりに

冬馬にメッセージを送った。

〔久しぶりに

二人で話したいんだけど

いいかな?〕

すぐに返事は来た。

〔いいよ。〕

私は少し嬉しくなった。

こんなことで嬉しくなるくらいには

私はまだ冬馬のことが

大好きなんだ。

「お待たせ。」

放課後、冬馬は

私を迎えに来てくれた。
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