拝啓、もう好きと伝えれない君へ。
颯太くんがやって来た。

他の人たちも連れて.......。

「ちょっとぉー冬馬は

みんなのものなんですけど。」

「この中じゃ唯一真面目だよねぇ。」

女子もいるのか。

しかも仮にも彼女の目の前で

磯崎の腕に抱きついている。

「俺の彼女だからね。

文句言わないで。」

磯崎はそう言って庇ってくれた。

「言いたければ言っとけば?」
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