お前を奪い返す〜俺様御曹司の独占欲が燃え上がる
「まりかさんの強い意思です、彼女は一人でも病院を抜け出す覚悟をしています」

「そんな馬鹿な、まりかは僕の妻になることを承諾してくれたんですよ」

「あくまで、表向きなのではないんですか」

そこへ、看護師が慌てて部屋に入ってきた。

「東洋先生、美咲さんがどこにもいないんです」

「なんだって」

「遅かったですね、まりかさんは行動をしてしまった、私は病院へ戻ります、まりかさんが来るかもしれませんので」

「おい、連れ出したのは神野か」

「さあ、私はなにも存じ上げません、まりかさん本人の意思を伝えにきただけです」

東洋は慌ててまりかの病室へむかった。

俺とまりかは健斗のマンションへ到着した。

「まりか、会いたかった」

俺はまりかを抱きしめた。

「あのう、神野さん、どう言うことですか、だって、神野さんはリカ先生を好きなのになんで私を抱きしめているの?」

「まりか、心の声だだ漏れだよ」

「えっ」

「まりかは勘違いをしているんだ、俺とリカは恋人同士じゃない」

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