金の草鞋を履いてでも…
「離して…!」

そう叫んだ声で目が覚めた。

どちらが現実かわからないほど、その夢はクリアに覚えている。

何故、こんな夢を…。

“二人の愛の巣”って、何!?

私…もしかして、欲求不満なのだろうか。

そう思うと、何だか恥ずかしい。

しかし、次回の読書会まで、まだ1ヶ月ある。

いくら森川が私好みに変わっていたからと言っても、次回の読書会までには、冷静になっていることだろう。

多分…。
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