うちら絶対前世でつながっていたよね。ほんと、大好きだよ。だけどごめん。ほんとに、ごめん。
*本音*

それからまた数日がたち、



その日がやってきた。














ある土曜日、


私は、職場主催のイベントがあり、ライブハウスに来ていた。






正直、あまり乗り気じゃなかった私は、テンションを上げるため、優依にラインを送っていた。






「今、職場のイベントでライブハウス来てるよ!」






ライブハウス感を出したくて、自撮りした写真も一緒に送った。





数分後、返事が返ってきた。






「お、いーね!楽しそう!」





その後も、職場の人と写真を撮っては優依に送った。




私が体験していることを、そのまま優依に伝えたい気分だった。





しばらくして、優依から「電話できる?」と言われた。





正直、嬉しかった。





嬉しすぎて完全に舞い上がり、「え、電話したいん?(笑)」と、めんどくさい返しをしてしまった。反省。( ̄▽ ̄;)









「うん!」





と、笑いなしで返ってきた。





「わかった。待ってよ!」




と言い、飲んでいたピーチウーロンを片手に持って、外に出た。








飲み屋街の路肩に座り、優依に電話をかける。








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