幼馴染との約束
泣きながら謝る真子顔に触れた。




涙を袖で拭いてあげた。




「泣くんじゃねーよ。可愛い顔が台無しだよ」




急に笑顔になる真子。



「悠希君、そーいうところだよ?思わせぶりって。ははっ!自分ね、今日で悠希君と会うのも白龍のみんなと会うのも最後!引っ越すことになったんだ。だからね、一言言わせて」




引っ越す?




「悠希君、絶対に沙良と付き合って幸せになって?私が邪魔しちゃったから、、、」




「あー、沙良に気持ち伝えるよ。」




「約束だよ?」




「あー」




懐かしく感じた。




幼稚園の頃の約束。




今でも忘れてねーよ。
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