幼馴染との約束

「皆さん、おはようございます！」



このクラスの担当の先生らしき女の先生がドアを開けて入ってきた。




名前は、大山夏希先生。音楽の担当の先生だったような気がする。




「あれ？初日から遅れてくる人なんているんですね〜。えっと、斉藤春花さん。」




聞いたことがある名前。
噂によると、その子がこの学校のトップと言ってもいいくらい性格の悪い女子。




その子に目をつけられたり、気に入らない子に対しては学校に登校することが出来なくなるまで酷いいじめを続けるらしい。




ガラガラッ。




「遅れました〜。すみませーん！」




髪は短くて、身長は158cmくらいの女の子だった。今ここにいる女の子こそ、斉藤春花ちゃんだ。




「初日から遅刻ってどういうことですか！？」