だからもう

君が大好き


君が大好き。

でも、だからこそ。

私は君と離れることにしたの。


私に必要なのは、都会の歌手としての活動がしやすい場
所。
君に必要なのは、田舎のゆっくり小説が書ける場所。


居られるのならば、ずっと一緒にいたかった。

夢を諦めて、普通の仕事に就いて、君と。


でも、君はきっとそれを望んでないよね。


もっと連絡取るようにしよう、とか。


もっと会う機会を増やそう、とか。

そうやって、君と居られる期間をどれだけ延ばしても

きっと行き着く先は変わらないと思うんだ。


お互い、大好きだから。


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