姪っ子と私
結構、混んでて、待ってるうちに美玲がぐったりして、抱っこしたまま眠ってしまった。眠った美玲を抱いてると熱い美玲と冷房とで体が熱いのか寒いのか、疲れなのか、フワフワした感じがしてきた。
なんか変だなぁって思いながら、美玲を起こさないように抱いていると、いつもの看護師の先生の奥さんが出てきた。

「美玲ちゃん、お熱、はかってもらえるかな?あっ、眠っちゃってるのね。体温計をお耳に入れるね」って熱をはかってくれた
「わぁ、39度5分。高いね。もうすぐ順番くるからね。待たせちゃってごめんなさいね」
「いえいえ、大丈夫です」
「あれ?知春さん、あなたも体調悪いんじゃない?お熱測るね」って私の熱も測った
「やっぱり、知春さん、あなたも38度8分もあるよ。知春さんは受付してないよね?」
「はい、私は何ともなかったので・・・」
「ふふっ、気づかなかったのね。美玲ちゃんのことで必死だものね。知春さんも診てもらうようにするね」
「はい、お願いします」
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