クールな御曹司は湧き立つ情欲のままに契約妻を切愛する


目を開ければ、見慣れない天井があり、あの場で倒れたことを知る。

凛久さんに迷惑をかけちゃったな……。

大切なあの場で役にも立たないのに、さらにこんなことになるなんて。
どうやって病院まで来たのだろう。
早く帰らなければ。そう思うも繋がれた点滴が目に入る。そんな時看護師さんが病室へ入ってくるのが分かった。

「藤堂さん、調子はどうですか?」
”藤堂”そう呼ばれ自分のことだと理解するまでに、少し時間を要した。

「あ、大丈夫です」

「貧血と疲労ですよ」
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