月下の恋人…missing



『絶対行こうな。絶対』





自分に誓うように言葉を紡いで電話を切った。




これじゃあ……
俺が淋しがり屋だな




一人でフッと笑いながら



ポケットから細い鎖に小さな石が着いた、華奢なネックレスを取り出して



目の前でゆらゆら揺らす。




(喜んでくれるかな…)




月明かりに照らされて優しく光るムーンストーンにまゆの笑顔を重ねて



クスッと笑った時―――…





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