月下の恋人…missing



なんかもう疲れた…



淋しさに押し潰されそうだよ…光にぃ



早く帰って来て―――



浅はかな自分にうんざりして



溢れそうになる涙を止める為に瞳を閉じる。


窓の外に浮かぶ月の光だけが、私を優しく照らしていた。




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